ぽーたです。
資産運用、新NISA、高配当株・・・投資に関する言葉を最近よく耳にします。
そこで僕のようにお金の偏差値0円の人に向けた、株の基本をお伝えします!
スポーツと同じく、ルールを知らないとプレイできません!
まずは基本を知っておきましょう。
株って何?
株式会社は金融機関からの融資と、株式の発行で資金調達をして活動をします。
すごく簡単に言うと、企業視点での株は「自社株1万円分を100人買ってもらい、その100万円を会社の運用資金にする」といったイメージです。
そして投資家視点での株は、”企業に資金を出資している株主に発行される「株主の権利」をあらわすもの”です。
株主の権利とは、すぐイメージできる配当金や株主優待の他、株主総会の招集や議決権等もあります。
企業によっては自社株を購入、長期保有してもらうために、とても魅力的な株主優待を送っているところもあります!
ちなみに昔は株券という有価証券(紙)で、紛失や盗難、偽造などのリスクが高かったそうです。今では商法が改正され、すべての株が電子化されています。
そして、この株や債権を売買するところが証券取引所です。
証券取引所
株や債券の売買取引を行うための場所で、東京証券所の他、札幌、名古屋、福岡にあり、複数の市場が開設されています。
少し前までは東京証券所には市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ等の市場がありましたが、現在はプライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3つに再編されています。
なお上場とは、証券取引所で株式を取り扱ってもらうことを言います。一定の審査に合格する必要があり、プライム市場上場となると、有名企業でも簡単なことではありません。
株は知らなくても「東証一部上場」という単語は聞いたことがあると思います!
■取引可能時間
人がおこなっていますので、当然お休みもあります。証券所で取引できるのは次の時間帯です。
平日→ 9:00~11:30、 12:30~15:00
土日祝日 →取引なし
時間外に注文を出すことはできますが、実際に売買ができるのはこの時間のみです。
株で儲けるとは
株と証券取引所について説明しましたので、肝心の儲けに関してのお話です。
■株で儲ける方法
①値上がり益:株を安く買って高く売ることでその差額を収益とする
②配当金:企業活動の利益から支払われるもの。継続的に収入が得られる
③株主優待:企業独自の優待サービスが受けられる
①値上がり益:キャピタルゲインともいいます。
2万円で買った株が5万円に値上がりした時に売れば、3万円の儲けになります。
ただし1万円に値下がりすれば、1万円の損失になる、といったリスクもあります。
「株は怖い」というのはこのリスクのことですね
②配当金:インカムゲインともいいます。
企業活動で得た利益を株主に分配します。年1回もしくは2回支払われ、1株あたりの配当金は、利益により変動します。
高配当株と言われるもので利回りは3~5%ほどで、銀行預金の利率に比べると非常に高いのが分かります。(※まれに配当が支払われないケースもあります)
利回り4%の株を300万円分保有していると、年間12万円が受け取れます!
ただし配当金は受け取る際に税金(20%)がかかります。
③株主優待:企業独自の優待サービス
各社バラエティに富んだ内容を用意されていて、これ狙いで株を保有する人も多いです。
自社サービスの割引だけでなく、クオカードやカタログギフト、お米券を配る企業もあります。
これを現金換算すると、高配当株より利回りが高い企業もあります。
株のキホン【まとめ】
今回は投資の前段階、株のキホンについてお話させていただきました。
少しずつでもやった方が良いのは間違いないですが、まずは自分にあった投資方法を検討していきましょう。
①リスクも容認できるし、短期で大きく設けたい。会社や市場動向、株価の動きもチェックできる
→値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うのがおすすめ
②リスクは怖いし、日々株価をチェックする余裕もないが、将来に向けて長期的に資産形成したい
→配当金(インカムゲイン)狙いで、高配当株を売らずに長期保有がおすすめ
③株とか市場とかすごく苦手でハードルが高いが、まず何か始めてみたい
→株主優待狙いで、好きな優待を検索して始めるのはおすすめ。
保有している株の値段(株価)が下がった時に、元本割れするリスクがあるため、確かに「株は怖い」という言葉はあながち間違えてはいません。
でもよほど高い値段の時に買っていなければ、そこまで株価が下がることは少ないですし、有名企業を中心に投資すれば、倒産するリスクも非常に少ないです。
その少ないリスクのために、毎年の配当金3%をあきらめるのはもったいないと思います。
宝くじのように投資したお金が0円になることは、株では滅多にありません。
少額から始めることもできますので、まずは一歩踏み出しませんか?
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